中古クレーン車の価格

一口に中古クレーン車といっても販売価格は千差万別です。基本的にトラックとクレーン設備を合計した価格となりますが、それぞれに数百万円程度かかるといわれています。

ラフタークレーンとトラッククレーンの違い

不整地や狭い部分の走行を得意とします

ラフタークレーンは、正式にはラフテレーンクレーンと呼ばれています。運転席と操作席が一緒になっていてタイヤが大きく、油圧式になっていることが特徴です。走行速度はゆっくりであまり早く走れません。また、作業現場で自走移動を行い、降車する必要なくクレーンを操作できます。タイヤは四輪駆動になっているため、不整地や狭い部分の走行を得意とします。

運転席と操作席が分かれています

一方、トラッククレーンは走行とクレーン操作は2つの運転席で別々に行うタイプのクレーン車です。トラックと荷揚げ設備が別々になっているため、ラフタークレーンに比べて速く走行することができます。しかし、運転席と操縦席が分かれているため、それぞれに作業員を配置するか、或いは操作を切り替える度に降車しなければなりません。

高性能機を利用できる

クレーン

鉄骨や木材など人の力では持てない重いものを、遠くに手軽に運搬するために利用するのが荷台にクレーンが搭載しているクレーン車です。そんなクレーン車を利用するうえで、国内外の業者の間で利用数が伸びているのが中古クレーンです。中古クレーンというのは、現在発売されている最新鋭機から1世代前に販売されていたクレーン車になります。なぜ1世代前の中古クレーンが人気なのかというと、中古だからこその様々なメリットがあるからです。中古といっても、最新鋭機よりも1世代前に販売されていたクレーン車から何十年前のクレーン車など幅広く扱っています。工事の規模によっては、最新鋭機をそろえなければならないときに1世代前であれば多機能のクレーン車を活用することができるので業務効率をアップさせることができるのです。一軒家など小規模の工事の場合には、品質よりも数をそろえたほうが良いので2世代前以上の中古を選ぶことで目的を果たすことができます。

中古でコストが安くなる

作業員

中古クレーンを購入するメリットは、やはり最新鋭機に比べても安くなることです。中古は1世代前になった段階で名称がつくため、高性能機であっても1年がたってしまえば中古になって安くなります。そして新車を購入すると納車までの時間がかかってしまいますが、中古の場合にはすでに製造が完了して売れ残ったものなので利用料金を支払えばすぐに活用できるのもメリットに挙げられるのです。もちろん中古だからといった品質が悪いわけではなく、星期天と契約をしているディーラーであれば専用の工場でしっかりと整備されているので長期間現役として活用することもできます。これら点を踏まえたうえで、中古クレーンというのはまだ業績が浅くて利益を上げていない新規企業や高層ビルなど大型工事を受注し数多くのクレーン車を用意しなければならない企業にとってメリットが大きいのです。

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